【ピックアップ調査資料】令和6年版 過労死等防止対策白書(厚労省)

2024.11.14 【労働新聞】
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29歳以下の精神障害増加

 平成22~令和3年度までの12年分の労災支給決定(認定)事案を分析した。精神障害事案の総数は5,728件だった。男性が3,746件(65.4%)、女性が1,982件(34.6%)となっている。件数は増加傾向にあり、平成22年度は308件だったが令和3年度は629件と倍増した。

 発症時年齢も分析している。12年間の合計では、40歳代が1,685件(29.4%)で最も多く、30歳代が1,618件(28.2%)、29歳以下が1,293件(22.6%)と続いた。3年度に限れば、29歳以下の割合が増加し、25.3%を占め、全世代のうち2番目に多くなっている。

 業種別にみると、「製造業」が988件で17.2%を占めており、最多となっている。「医療、福祉」が893件(15.6%)、「卸売業、小売業」が757件(13.2%)、「運輸業、郵便業」が615件(10.7%)、「建設業」が455件(7.9%)と続いている。

令和6年版 過労死等防止対策白書(厚労省)

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令和6年11月18日第3473号4面 掲載
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