【企業価値を守る就活ハラスメント防止への道】第8回 学生が望むこと 「圧迫面接」はやめて 入社意欲を低めることに/木村 節子
2024.11.21
【労働新聞】
侮辱など常態化?
大学など教育機関の関係団体の代表者らをメンバーとする「就職問題懇談会」は、2023年4月以降、大学などに対して、就職ガイダンスなどでハラスメントについて注意喚起することや、学生が巻き込まれた際に対応できるよう、既存の就職支援窓口の拡充を求めている。
多くの大学のキャリアセンターでは、従来から学生の就職相談を受け付けている。今後は、とくに相談件数の多い「就活終われハラスメント(オワハラ)」問題を中心に、大学から企業に対して直接連絡がくることがあるだろう。
就活ハラスメントとまではいえない行為も含め、相手を尊重せずに扱えば企業・学生ともにダメージを受ける。では、企業はどうすれば良いのだろうか。就活ハラスメント検討会による調査に寄せられた「学生がポジティブに就活に臨めるようになるため企業に求めること」の回答を基に、手立てを考えていきたい。
回答のうち、…
筆者:就活ハラスメント検討会事務局/
㈱クオレ・シー・キューブ シニアコンサルタント 木村 節子
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令和6年11月25日第3474号10面 掲載