【企業価値を守る就活ハラスメント防止への道】第10回 実施すべき対策② 対応まとめ手引書に 誰もが接する可能性あり/木村 節子
2024.12.05
【労働新聞】
インターンが増加
前回は、企業が採るべき8つの対応のうち、3つに触れた。今回は、4つ目である全従業員への教育を解説する。
就活ハラスメント検討会では、学生が就職活動のどの段階で行為にあったかを確認している。突出して多かったのは「面接試験」で、63%に上った。これ以外も、「内定前後」13%、「面接以外の面談」12%、「企業説明会」11%、「インターンシップ」10%、「企業エントリー時や問合せ時点」10%と、いずれも少なくない。採用段階の各所で行為を受けていることが分かる。
2024年度卒以降は、厚生労働省、文部科学省、経済産業省の3省の合意によって、一定の条件を満たせば、インターンシップで得た学生情報を選考で活用できるようになった。今後は、インターンシップの実施が促進され、現場の社員が学生に関わる機会が増えるため、教育を怠れば…
筆者:就活ハラスメント検討会事務局/
㈱クオレ・シー・キューブ シニアコンサルタント 木村 節子
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令和6年12月9日第3476号10面 掲載