【ポジティブに考える!改正育介法対応】第10回 仕事と介護の両立支援 在宅勤務以外の方法も 休憩時間合算し「中抜け」/佐藤 有美

2024.12.05 【労働新聞】
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職場復帰の準備 休業中に整える

 家族の介護の課題に直面したとき、仕事と両立するための体制づくりのため、実際に何をどう動けば良いのか、具体的にイメージが持てる人は少ない。そのため、会社にとっても、労働者にとっても、介護に直面する前の段階での意識醸成が大切であることは前回述べた。

 では、実際に労働者が家族の介護に直面したとき、会社と労働者はそれぞれどのように対応を進めていけば良いのか、そして現実に仕事と介護の両立を継続していくのにどんな工夫をすれば良いのか。

 介護に直面した労働者から申出があった場合に、会社はまず面談などによって状況を把握し、当面の対応を協議して定める。介護に関する両立支援制度について個別に伝えるとともに、制度利用について意向を確認し、継続的な両立のための計画を策定、実行する。実際に介護と並行して仕事を続けてもらいながら、適宜その状況を把握し、必要に応じて計画の再構築を行う。基本的な流れはこのようなものとなる。…

筆者:西脇法律事務所 弁護士 佐藤 有美

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令和6年12月9日第3476号13面 掲載
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