【ポジティブに考える!改正育介法対応】最終回 対談「両立支援の現在地」 「相談せず離職」防止へ 情報提供など義務化で/佐藤 有美・宮武 貴美

2024.12.19 【労働新聞】
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 今回は弁護士の佐藤有美先生と特定社会保険労務士の宮武貴美先生のオンライン対談をお届けします。ノーカット版(動画)はこちらのページからご覧頂けます。

引き継ぎが属人化脱却につながる

●「ポジティブに考える」改正育介法対応、というタイトルについて

佐藤 育児・介護に関する労務管理の相談を受けるとき、なぜかこの話題だけは特別、経営者がとても困った顔をすることが多いと感じます。これを何とか「ポジティブ」に変換して前向きに両立支援を推進していくことができないか、という問題意識からこのようなタイトルを付けました。

宮武 育児・介護と仕事の両立を考えるとき「ネガティブ」な機運を感じることはあります。「ポジティブ」に捉えることは難しい面もあるが、「チャンス」と捉えることはできると思います。制度利用に伴う引継ぎにより、業務の洗出しをすることで、その業務の要否を判断するきっかけになったり、逆に足りない部分が見えてきたり。業務の効率化や属人化からの脱却が…

対談者:西脇法律事務所 弁護士 佐藤 有美
対談者:社会保険労務士法人 名南経営 特定社会保険労務士 宮武 貴美

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令和6年12月23日第3478号13面 掲載
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