【事故防止 人の問題を考える】第193回 現場のみんなで取り組む外国人労働者の労働災害防止対策⑥

2024.12.26 【安全スタッフ】
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日本人から進んで意思疎通を図ろう

 外国人労働者は、言葉がうまく伝わらず、現場に潜む危険が分からないことなどによる被災が多いのが特徴です。対策のひとつとして、現場で働く日本人の皆さんが外国人労働者を災害から守るため、会話を弾ませることが挙げられます。そこで今回から、会話を弾ませるにはどうすればよいかを紹介していきます。

◎対策:会話を弾ませよう!

 外国人労働者を災害から守るため、現場の皆さんは何をしなければならないのでしょうか?

 日本語が十分に理解できない外国人労働者は、皆さんと積極的にコミュニケーションをとろうとしません。このため、皆さんのほうから進んで外国人労働者とコミュニケーションをとってみましょう。

 そうすれば、間違いなく外国人労働者の励みや助けにつながります。

◎日本人との会話で難しいと感じること

 外国人労働者の多くは、日本人との会話は難しいと感じています。

 アンケート調査によると、会話の難しい点の上位は、…

執筆:労働安全衛生総合研究所 安全研究領域特任研究員 高木 元也

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2025年1月1日第2465号 掲載
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