【2025春季労使交渉資料】モデル賃金・初任給
2024.12.26
【労働新聞】
この間、若年層中心の賃上げが行われてきたなか、賃金カーブはどのような傾きになっているのか。モデル賃金の動向から確認したい。
カーブの傾きに大きな規模間格差がみられる点は、厚生労働省の賃金構造基本統計調査で把握できる。表1は、標準労働者(新卒入社後、現在も同じ会社に勤務している者)の所定内給与について、初任時22歳の水準を100として指数化したもの。多くの学歴区分でピークを迎える55歳に着目すると、大学卒・男性は1000人以上が256.1だったのに対して、100~999人は217.5、10~99人は212.1だった。高校卒・男性では、…
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令和7年1月6日第3479号10面 掲載