【連合・2025春季生活闘争方針(抜粋)】動き始めた賃金、経済、物価を安定した巡航軌道へ

2024.12.26 【労働新聞】
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 四半世紀に及ぶ慢性デフレに終止符を打ち、賃金、経済、物価を“安定した巡航軌道”に乗せる年へ――。連合は2025年、引き続き定昇相当分含め5%以上の要求基準を維持しつつ、中小組合には6%以上との目安を掲げた。過去2年で広がった規模間格差の是正に向け、総額で1万8000円以上を求める。価格転嫁の遅れや初任給偏重の配分を指摘する一方、継続的賃上げで実質賃金を少なくとも1%程度改善し、国際的に見劣りする賃金水準の回復をめざす必要性を強調している。

Ⅰ 意義と基本スタンス

 1 みんなの賃上げでみんなの生活を向上させ、新たなステージを定着させよう

 2022春季生活闘争からスタートした「未来づくり春闘」は、2023闘争で“転換点”をつくり、2024闘争では“ステージ転換”に向けた大きな一歩を踏み出した。2025闘争では、四半世紀に及ぶ慢性デフレに終止符を打ち、動き始めた賃金、経済、物価を安定した巡航軌道に乗せる年としなければならない。連合は、すべての働く人の持続的な生活向上をはかり、新たなステージをわが国に定着させることをめざす。

 2024闘争では33年ぶりの5%台の賃上げが実現したものの、…

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令和7年1月6日第3479号4,5面 掲載
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