【令和7年 安全衛生行政の展望】情報伝達とリスク対策要に/化学物質評価室長 藤田 佳代
2025.01.10
【安全スタッフ】
新年あけましておめでとうございます。関係者の皆様方には、日ごろより労働安全衛生行政推進にご理解とご協力を賜り、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
私たちの生活はさまざまな化学製品の恩恵を受けています。それら化学製品を製造または取り扱う事業場で、有害性のある化学物質に労働者がばく露する機会や濃度を低減していくことは、労働者のみならず企業経営でも必要なことです。
労働現場において、数万にも及ぶ化学物質が使用されている現状から、個別ごとのリスク評価と措置の義務化では追いついていくことができません。
そこで、危険性・有害性が確認された約2900もの化学物質について、…
執筆:厚生労働省安全衛生部 化学物質評価室長 藤田 佳代
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2025年1月15日第2466号 掲載