【ピックアップ調査資料】令和6年労働組合基礎調査(厚労省)

2025.01.09 【労働新聞】
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宿泊の組合員数1割増に

 昨年6月30日現在における労働組合の状況を調査した。

 単一労働組合の数は2万2513組合となり、組合員数は991万2000人だった。前年と比較すると、組合数は276組合(1.2%)減、組合員数は2万5000人(0.3%)減となっている。

 組合員数の対前年比を業種別にみると、「宿泊業、飲食サービス業」の増加幅が最も大きい。2万9000人増え、増加率は8.6%に上る。次いで「卸売業、小売業」が1万9000人(1.2%)増えている。減少幅が大きかったのは「公務(他に分類されるものを除く)」で1万6000人(2.2%)減少した。

 パートタイム労働者の組合員数は、前年比3.8%増の146万3000人となった。全組合員数に占める割合は14.9%となり、前年から0.6ポイント上昇している。雇用者数に占める組合員数の割合である推定組織率は8.8%となり、過去5年間で最も高くなった。

令和6年労働組合基礎調査の概況

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令和7年1月13日第3480号4面 掲載
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