【ピックアップ調査資料】リスキリングに関するアンケート(中小製造業)(日本政策金融公庫)
2025.01.16
【労働新聞】
学び直し実施は1割未満
調査は昨年7月に、従業員規模299人以下の中小製造業に勤務する正社員で、入社から3年以上経過している1500人を対象に実施した。回答者の平均年齢は48.3歳。
最近5年間にリスキリングに「取り組まなかった」と回答した割合は92.5%だった。年代間の有意な差はみられない。
リスキリングに取り組んだと回答した7.5%(113人)に、目的を尋ねた。「現在の勤務先での仕事に役立てるため」多くの回答割合が84.1%で最も高い。次いで、「転職するため」が10.6%、「独立するため」が1.8%と続く。
1週間のうち、リスキリングに充てた平均時間は326.6分だった。内訳は勤務時間中が153.2分、時間外が173.4分となっている。分布をみると「2時間未満」が29.2%と最も高く、次いで「2時間以上4時間未満」(28.3%)、「10時間以上」(17.7%)となっている。
この連載を見る:
令和7年1月20日第3481号4面 掲載