【50人未満事業場 安全衛生基本のキ】第2回 安全活動の歴史 平成以降に対策進む 小規模の労災 昭和30年代から問題/野口 紀央

2025.01.16 【労働新聞】
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50年代には業界が自主活動開始

 今回は、第三次産業かつ50人未満の小規模事業場(以下、小規模事業場)における労働安全の歴史についてみていきたい。

 第三次産業の明確な安全活動は昭和50年代後半より行われ始めた。最初にスタートしたのは業界団体ごとの取組みで、たとえば59年には日本ゴルフ場事業団体が労働安全マニュアルを作成し、自主的な活動を開始した。同じ年には、旧労働省が清掃業やビルメンテナンス業に対して、自主的な安全教育の推進を促す通達を発出している。

 その後、第三次産業の労働災害発生件数は減らなかったことから、平成元年に安全衛生法令が改正された。各種商品卸売業など7業種において…

筆者:社会保険労務士野口紀央スマートオフィス 代表 野口 紀央

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令和7年1月20日第3481号10面 掲載
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