【社労士が教える労災認定の境界線】第373回 工場の休憩室で一酸化炭素中毒に

2025.01.28 【安全スタッフ】
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災害のあらまし

 自動車整備工場を営むC社のスタッフ数人が、工場内の休憩スペースで昼食を摂っていたところ、頭痛、めまい、動悸、吐き気を訴え、救急で医療機関を受診。一酸化炭素中毒と推定された。スタッフ数人は、入口のドア、シャッターなどを閉め切った状態で暖房用の石油ストーブを使用していた。

判断

 休憩中に発生した災害ではあるが、事業場の施設・設備や管理状況などが原因で発生した災害であると推察され、業務上災害と認定された。

解説

 通常、業務上外の判断をする際には、事業主の支配・管理下で業務に従事していたかどうかがまず問われる。今回のケースでは、休憩時間中に発生した災害であり、通常であれば、…

執筆:一般社団法人SRアップ21 東京会
社会保険労務士 小泉事務所 所長 小泉 正典

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2025年2月1日第2467号 掲載
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