【送検事例】化学物質作業で保護眼鏡不使用

2025.02.12 【安全スタッフ】
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 滋賀・大津労働基準監督署は、化学物質取扱い作業で保護眼鏡を使用させていなかったとして、化学工業製品製造業の会社と同社製造部次長を安衛法違反の疑いで大津地検に書類送検した。製造設備の洗浄のため、水酸化ナトリウム水溶液を設備に注入する作業を行わせていたところ水溶液が飛散。労働者3人が眼や顔などに水溶液を浴び、ケガを負った。(R7・1・14)

事件の概要

 事故は令和6年10月9日、化学工業製品製造業の会社で発生。製造設備の洗浄のため、水酸化ナトリウム水溶液を設備に注入する作業を行わせていたところ、水溶液を送るポンプからホースを取り外した際に、ホース内に残っていた水溶液が飛散。労働者3人が眼や顔などに水溶液を浴びて、ケガを負う労働災害が起きた。

 安衛法では、健康障害防止のため、眼や皮膚に有害な化学物質を取り扱う作業においては、保護眼鏡などの適切な保護具を使用させるよう規定されている。災害発生当時、…

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2025年2月15日第2468号 掲載
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