【さらば問題行動 就業規則の作成&運用】第4回 親からクレーム 子へのパワハラで謝罪要求 委任状あれば対応を 会社責任などに限り交渉/原 英彰

2025.02.20 【労働新聞】
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心身不調の場合2親等内に限り

 学校でのささいなトラブル(子ども同士がふざけ合い、片方が怪我し、もう片方の親が怒鳴り込むような)に親が学校に押しかけてきて、担任の教師や校長などが対応に苦慮してしまう…といったモンスターペアレンツが問題化して、幾星霜。最近では、子どもの会社に親が押しかけることも珍しくない。親が出てくるケースは20歳代の従業員である場合がほとんどであるが、30歳代、40歳代の従業員の場合は配偶者が乗り込んでくることがある。

 このように、従業員の家族が従業員に関するクレームを言ってくることを防いだり、クレームを言ってきた場合の対応方法をどのようにすべきかが今回のテーマである。

 まず、従業員の労働条件、労働環境についてのクレームを想定してみる。

 Aは勤続年数5年目の若手社員だが、先輩のBがいろいろと私生活上のことまでグチグチと口を出しているようで、周りの人間も少し眉を顰めていた。ある日、Aが体調が悪いと会社を休み、その後もずるずると休みが続いて1週間になった頃、Aの父親というC氏が上司に会わせろと…

筆者:H2法律事務所 弁護士 原 英彰

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令和7年2月24日第3486号6面 掲載
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