【ピックアップ調査資料】2024年人事・労務に関するトップ・マネジメント調査(経団連)
2025.02.20
【労働新聞】
9割が近年初任給引上げ
調査は昨年9~11月に会員企業に対して実施し、328社の有効回答を得た。
大卒初任給の水準は「20万~25万円未満」が48.9%、「25万~30万円未満」が43.0%、「30万~35万円未満」が7.2%となった。
2022~24年度の3年間に大卒初任給を「引き上げた」と回答した企業の割合は93.5%だった。引上げの要因を2つまでの複数回答で尋ねたところ、「人材の確保」が85.5%で最も高かった。「他社引上げに伴う影響」が40.4%、「既存社員のベースアップ」が35.4%、「物価上昇への対応」が19.9%、「社員のエンゲージメント向上」が7.4%で続く。
24年度の引上げ額は、「1万~2万円未満」が45.3%で最多となった。前年から17.8ポイント上昇している。「5000~1万円未満」が16.1%、「2万~3万円未満」が15.4%、「3万円以上」が12.3%と続いている。
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令和7年2月24日第3486号4面 掲載