【ケーススタディー人事学Q&A】第34回 試用期間の延長 適格性判断できたか 長期休業は合理的事由に/西川 暢春

2025.03.13 【労働新聞】
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【Q】 H製造会社では、就業規則で3カ月の試用期間を設けている。ある日試用期間中のIさんが業務外で交通事故に遭ってしまい、1週間の入院を要するほか、6カ月の休業が必要な骨折を負った。試用期間を延長し、復帰後もしばらく試用期間として扱って技量などを見極めたいのだが、可能だろうか?

予見不可な事情なら

【A】 どのような場合に試用期間の延長ができるかは、就業規則に延長についての規定があるかどうかにより異なる。

 まず、Iを採用した際のH社の就業規則に試用期間を延長できるとする規定があった場合は、H社に試用期間を延長する権限があることが雇用契約の内容となる(労働契約法第7条)。そのため、就業規則に定められた延長事由に当たれば、…

筆者:咲くやこの花法律事務所 代表弁護士 西川 暢春

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令和7年3月17日第3489号12面 掲載
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