【事故防止 人の問題を考える】第199回 これまでの連載を振り返る
2025.03.27
【安全スタッフ】
基本ルールを守り続ける現場へ
本連載「事故防止 人の問題を考える」は、平成28年10月1日号で第1回目をスタートしました。あれから8年半が経ち、時代が平成から令和に移り行くなか、おかげさまで次回第200回を迎えます。連載の区切りを迎えるにあたり、これまでの内容を振り返ってみます。
連載第1回目の冒頭では、事故防止について、消防関係者が化学物質の危険有害性よりも、それを取り扱う人の問題を重視したり、建設会社が開催する安全大会のテーマに、「基本ルールをいかに守らせるか」が増えてくるなど、人の問題がクローズアップされるようになってきたことを本連載の背景として示しました。
以来、今日まで連載を重ねてきましたが、前半(第1回~第105回)の概要は以下のとおりです。
◎繰り返し災害と人間の行動特性
過去半世紀余り、「人の問題」の解決で労働災害は大幅に減少しました。しかし、…
執筆:労働安全衛生総合研究所 安全研究領域特任研究員 高木 元也
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2025年4月1日第2471号 掲載