【イラストで学ぶ身近なリスクと対策】第62回 つり下げはしごの不適正使用の災害

2025.04.25 【安全スタッフ】
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1.はじめに

 新緑の候、五月晴れの好天が続き、若葉の緑が目にしみる季節となりました。今回は「つり下げはしごの不適正な使用方法による災害」をテーマにします。

2.つり下げはしごに関わる災害3事例

【災害1の作業環境】雨水管内の点検のため、マンホールの孔口につり金具付き転落防止柵を設置し、マンホールの蓋を開けて、「酸素・硫化水素の濃度を測定」し安全確認をしてから、つり金具に「全長4.8mのマンホール用つり下げはしご〔P社〕」をつり下げた。なお、雨水は流れた状態〔水深25cm〕で管底は深さ5m(イラストA)。

【災害1】管内清掃会社の作業者Aは、無胴状態で転落防止柵の水平桟を手掛かりにマンホール内に下りようとした。つり下げはしごに垂直の手掛かり棒がなかったので、Aはバランスを崩して深さ5m下の管底に背中から墜落し、下流に流された。清掃会社は救助方法を知らないので、消防署に緊急連絡しレスキュー隊が出動した。…

執筆:中野労働安全コンサルタント事務所 所長 中災防安全衛生エキスパート 中野 洋一

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2025年5月1日第2473号 掲載
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