【職場でそのまま使えるチェックリスト―抜け漏れ防ぐ基本モデル―】第47回 帯のこ盤(木材加工用機械) 歯に接触して死亡災害も
2025.04.25
【安全スタッフ】
帯のこ盤は、両端のない環状の帯のこを用いて木材を切断する機械で、木工用と金属切断用があり、縦型帯のこ盤は木材用に横型帯のこ盤は金属切断用に多く使用されています。小型の卓上型と大型のものがあり、鉄鋼、鋳物切断、金型製作、板金、ゴム、布、プラスチック、合成樹脂、皮革製品の加工に適しています。
加工物を動力または手動によって車上で送り、主として縦びきする自動送材車式帯のこ盤は、テーブルを取付けてテーブル帯のこ盤として兼用できるものもあります。機械と送材装置とに分けられ、機械は、のこ車、上部のこ車昇降ならびに緊張、せり装置などで構成されています。
丸のこ盤と比較して材料と歯が接触する面積が小さく、…
執筆:中山社会保険労務士事務所 中山 貞男
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
2025年5月1日第2473号 掲載