【50人未満事業場 安全衛生基本のキ】第16回 オフィスでの労災対策 仕切りあれば要注意 明るさ基準満たさぬ恐れ/野口 紀央

2025.04.24 【労働新聞】
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職場で話し合い 救急用具を用意

 オフィスや事務所で労働災害!?――と思う方もいらっしゃるかもしれない。しかし、電源コードに足を引っ掛けて転倒したり、明るさが保たれていない通路で物にぶつかったりして負傷し、休業するケースはしばしばみられる。また、不自然な姿勢によるパソコン作業は、目や腰に蓄積疲労というかたちでダメージを及ぼす。

 オフィスでの労災を防止し、快適に仕事ができる環境を整えるための法律は複数ある。事務所衛生基準規則では、労働者1人当たりに必要な広さを「10立法メートル以上」と定めている。照明の明るさは、一般的な事務作業で300ルクス以上と定め、温度は18度以上28度以下、湿度は40%以上70%以下を努力義務としている。たとえば照度は、執務室全体では基準を満たしていても、…

筆者:社会保険労務士野口紀央スマートオフィス 代表 野口 紀央

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令和7年5月5日第3495号10面 掲載
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