【人的資本経営期のHR用語集】第126回 ジョブシェアリング 1人分業務を分担 班単位で評価・処遇/木谷 宏

2025.04.24 【労働新聞】
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欧州の失業対策が発端

 製造現場以外にも広がった多能工化は1人で複数の業務や工程をこなす人材の育成を意味し、担当業務の隔絶による弊害の解消を目的とするものであった(第120回)。1人の人材に複数の業務を請け負わせる試みが多能工化であり、逆に1つの業務を複数の人材で分担することをジョブシェアリングと呼ぶ。本来は不況時における国による雇用維持/創出の施策(ワークシェアリング)であったが、人手不足の今日では新たな雇用形態として注目を集めている。

 両者の違いをJILPTは、“ワークシェアリングが雇用者数の増加を目的とする一方で、ジョブシェアリングは労働時間短縮に関する個別の必要性を満たす制度である”としている。行政による…

筆者:県立広島大学大学院 経営管理研究科 教授 木谷 宏

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令和7年5月5日第3495号5面 掲載
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