【人事労務50年の裏表―わが山河は美しかったか―】お稲荷さん鳥居奉納と霊験/梅本 迪夫
2017.08.25
【労働新聞】
2003年6月末、三井化学の100%子会社であるS社の専務取締役に就任し、三重県四日市市に赴任した。
S社は、紙おむつ、衛生材料、マスク等の原料になる不織布の製造会社で、生産量はわが国トップを誇る。元々は、県下初の女子専門学校や四日市CCを設立した地元有力者が、地域産業の興隆を期して創業した。その後、旧・三井石化が資本参加し、幾多の変遷を経て、不織布事業の生産拠点になった。
構内には、堅固な石造りの台座にお稲荷さんが祀られていた。…
筆者:梅本人事総合コンサルティング 代表 梅本 迪夫
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
平成29年8月28日第3126号7面 掲載