【人事労務50年の裏表―わが山河は美しかったか―】誠意ありと感謝の希望退職/梅本 迪夫
2017.09.01
【労働新聞】
S社赴任に当たっては、三井化学の社長から不織布事業のマザー工場に適った運営を強く要請された。
課題は明白であった。製造コストの削減である。早速、総額人件費50%の削減目標を立て、人員削減の方途を検討した。社員の納得性と客観性を高める観点から、人事コンサルタント会社を起用すると、60%近くの余剰人員が算定された。
当初は下請業者の業務代替、退職不補充、出向・派遣による省力化で対処しようとしたが、…
筆者:梅本人事総合コンサルティング 代表 梅本 迪夫
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平成29年9月4日第3127号7面 掲載