【“制約社員”の活躍レシピ!!】第10回 高齢者という制約社員(下)/木谷 宏

2017.09.07 【労働新聞】
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人口減少や高齢化など、高齢者を含む「多様な人材」の活用を企業が避けて通れない社会環境が整う中、前回まで述べた“攻めの高齢者雇用”とするためにも彼(彼女)らの戦力化が欠かせない。相当早くからの準備が要ることが説かれる今回、40代以降も「育成」する視点の重要性を筆者は訴える。働く側にもそれ相応の覚悟を求めている。

40代以降も育成対象 早期から準備不可欠に

働く個人に必要な”覚悟”

1 大きく変わった社会構造

 21世紀に入り、日本のビジネス社会における構造変化が急速に進んだ。1つは人口の高齢化であり、もう1つは企業の競争構造の変化である。人口の高齢化は65歳以上の増加と若年人口の減少として現れた。65歳以上の高齢人口が2000年の約2200万人から、2015年の3300万人弱まで1.5倍にも増えた。一方で若年人口は20代の人口は2000年の約1800万人から、2015年には1200万人台まで約400万人も激減した。このような高齢者の急増と若年者の激減という社会構造の変化をみると、…

筆者:県立広島大学 経営専門職大学院 教授 木谷 宏

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平成29年9月11日第3128号11面 掲載
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