【ぶれい考】美しき熊本の橋/逢見 直人
2016.06.20
【労働新聞】
熊本地震によって天守の瓦が落ち、石垣が崩れる等の甚大な被害があった熊本城で、6月1日、ライトアップが再開した。地元の人がインタビューで「修復がされていなくても、熊本城の雄姿をライトアップすることが復興への励ましになる」と答えているのを見て納得した。
熊本県の歴史的遺産で、もう一つ私が気になっていたのは通潤橋(つうじゅんきょう)である。残念ながら、まだ訪れたことはないが、数年前、自宅のカレンダーの写真で放水が行われている通潤橋をみて、その美しさに息を飲んだ。その後、通潤橋の由来を「聖書と自然と日本の心」(池田裕著)で読み、ますますこの橋に魅力を感じ機会があれば是非、訪れたいと思っていた。…
筆者:連合 事務局長 逢見 直人
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平成28年6月20日第3069号5面 掲載