【ぶれい考】”待つ”ということ/横田 響子
2016.06.27
【労働新聞】
創業間もなく新しい事業について話していたとき、尊敬する東京大学の玄田有史教授より薦められた本が鷲田清一さんの『待つということ』だ。世の中変化する速度がはやく、携帯など便利なツールを手に入れ、人は待つことが苦手になっている。待つことをひたすら考察した本だ。今回は、待つということ、待ち方についてお届けしたい。
今年創業まる10年になった、ひよっこ企業のコラボラボは、一貫して女性の起業・事業継続支援を行っている。海外の支援情報にアンテナを張り、資金調達や交流に留まらず、既存企業とのマッチングや公共調達を通じ、起業家を売上げ面で支える取組みを小さな事例から形にしてきた。女性活躍に関する国際会議では「起業」は近年のホットトピック。日本ではなかなか話題に上がらない分野ながらここ数年、女性起業家に対する期待を感じられるようになっている。…
筆者:コラボラボ 代表取締役 横田 響子
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平成28年6月27日第3070号5面 掲載