【ぶれい考】社員の気づきを共有する/近藤 宣之
2016.08.08
【労働新聞】
モチベーションアップと個々の社員に向き合った人事を行うため、当社では10年前に「今週の気づき」制度を導入した。失敗やミス、事故、病気、怪我、不快な出来事、ひいては生活上のトラブルなど自分の仕事だけでなく家庭生活を含めたあらゆることについて、社員が1週間のうちに気づいたことを何でも報告するというものだ。媒体はメールで、担当役員や上司に送信するだけでなく、他の役員、同僚にもCCで流す。トラブルを通じてどう考え気づきとして受け止めたか、また今後の成長にどう生かすかを思考させるツールで、単なる「業務日報」や「週報」にとどまるものではない。
定着の秘訣は、上司が必ず週末に返信し、社員にフィードバックすることである。…
筆者:㈱日本レーザー 代表取締役社長 近藤 宣之
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平成28年8月8日第3076号5面 掲載