【ぶれい考】グローバルな労使対話を/安永 貴夫
2016.08.15
【労働新聞】
相次ぐ企業不祥事や環境問題の深刻化などを背景に「企業は利益を追求するだけでなく、事業活動が社会全般に与える作用に責任を持ち、社会的課題の解決に役割を果たすべき」との考え方が浸透してきている。また、グローバル化の進展で、国境を越えたシームレスな経済活動(グローバル・サプライ・チェーンの動き)も加速している。
企業が多国籍かつ巨大化するのに伴い、部品調達先や納品先はもとより、アウトソーシング先も海外というケースが増えている一方、企業行動の無制約化やガバナンスの強化等が課題である。
自社が海外へ直接進出していればもちろん、サプライ・チェーンでひとたび問題が起これば、その影響は国境を越えて大きく波及していく。…
筆者:連合 副事務局長 安永 貴夫
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
平成28年8月15日第3077号5面 掲載