【登壇労組リーダー】闘いの中で活路を切り拓く/伊藤 実
2016.01.25
【労働新聞】
折からの規制緩和により、タクシー産業は増車・低運賃競争が業界全体に吹き荒れ、産業が大きく劣化してしまった。
矛盾は乗務員に転嫁され、年収ベースでは4割も低下。安全輸送が脅かされる状況も拡大したため、我われ全自交は、東京と大阪で行政訴訟を闘って2009年のタクシー特別措置法施行を導き、規制緩和の見直しを実現した。しかし、地域限定・期間限定の対策で、かつ事業者の自主性に委ねられたため限界が露呈。公正取引委員会の介入(新潟の運賃改定をカルテルと認定)も実効性を奪った。…
筆者:全自交労連 中央執行委員長 伊藤 実
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
平成28年1月25日第3050号6面 掲載