【登壇労組リーダー】現行奨学金制度の改善急げ/花井 圭子

2016.06.27 【労働新聞】
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 現在、奨学金利用者は大学生等の2人に1人、約141.2万人、うち給付型は8.4万人で、129.4万人は貸与型である。貸与型のほとんどが「独立行政法人 日本学生支援機構」(以下、機構)の奨学金であり、無利子は36.2万人、有利子が86.9万人である。

 私たち中央労福協が昨年実施した調査結果では、機構の有利子奨学金利用者が最も多く、利用額は平均で312.9万円、月々の返済額は約1.7万円、返済期間は14.1年であった。月々の返済は若者の大きな負担になっており、結婚等を諦める者も増えている。

 かつて奨学金といえば「日本育英会」、学校教員返済免除や減額制度があり、無利子だった。…

筆者:労働者福祉中央協議会 事務局長 花井 圭子

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平成28年6月27日第3070号6面 掲載
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