【登壇労組リーダー】労組自ら成熟の壁越える時/土肥 克彦
2016.08.01
【労働新聞】
労働組合の運動の原点は職場。職場とは組合員である。一人では会社にものをいえないから、寄り集まって皆で会社にものをいえるようにする。労働組合は組合員を代表して発言し、組合員のために運動をしている。
では 連合は誰のための運動をするのか。一人ひとりの組合員のために、というと少し違うだろう。連合は構成組織のため、単組のために運動をしており、その結果が組合員のためになる。さらに連合未加盟の働く者の賃金や労働条件にも大きく影響しているはずだ。
労働組合が直接会社に要求できるのは、賃金であり労働条件である。…
筆者:連合富山 事務局長 土肥 克彦
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平成28年8月1日第3075号6面 掲載