【成功する!新卒採用の秘訣】第9回 選考① 集団経験の有無問え 「人間関係構築力」に着目を/本多 夏帆
2016.03.14
【労働新聞】
交流型がトレンドに
3月に入り、いよいよ2017年入社に向けた新卒採用が本格的にスタートした。これまでは就活生に「みられる」という視点から、説明会やホームページなど広報的な内容に着目してきた。今回からはいよいよ6月の選考解禁に向け、その中身について考えていきたいと思う。
一般的な選考内容は、「①書類→②集団面接→③個人面接→④最終面接」というように、面接を3回程度行う企業が多い。最近の動向として、就活生に人気が高いのは説明会と②集団面接がセットになっている「選考直結型説明会」だ。多くの就活生と出会いたい企業にはうってつけの方法といえるだろう。
また、③個人面接を複数回に増やし、多部署の担当者が次々に面接(というよりむしろ面談に近い)を行うことで、「相互理解」を深めるやり方もある。
面接の前後で、基本的な計算・マナー力を問う筆記試験や、ストレスチェックを踏まえた性格検査等を実施するところも増えている。…
筆者:Office Breath 代表・行政書士 本多 夏帆
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平成28年3月14日第3056号10面 掲載