【落語家柳家小満ん ちょっと一席風流噺】第21回 船徳
2016.07.11
【労働新聞】
「四万六千日、お暑い盛りでございます」とくると、8代目桂文楽十八番の『船徳』の名台詞である。道楽の末に勘当になった若旦那の徳さんが、柳橋の船宿の2階で居候の挙句に船頭になって、さてという処での見事な場面転換のひと言なのだ。
<亀四匹鶴が六羽の御縁日>
観音様のご縁日は毎月18日と定まっているが、室町時代からは功徳目(欲日)という新たな縁日が加えられた。…
筆者:落語家 柳家小満ん
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
平成28年7月11日第3072号7面 掲載