【成功する!新卒採用の秘訣】第25回 内定期間 研修、課題は年内に 資格試験課すのも効果的/本多 夏帆
2016.07.11
【労働新聞】
式開き入社意思確認
7月も半ばを迎え、そろそろ学生に対して内々定を出したという企業も多いと思う。これから内定・入社への流れが進んでいくこととなる。内々定時点での書類に関してなどは第14回に記載したので、今回は内定から入社までの期間に着目したい。
一般的に内々定から内定にシフトするのは、10月1日の内定式だろう。よく大手企業での式をテレビでも見かける。中小企業では内定式を行わないというのも聞くが、内定式はきちんと実施すべきだ。理由は2つある。
1つ目の理由は、この時点で、「学生が本当に入社する意思があるのか」を確認することが必要だからだ。内定式への出欠確認から、その意思確認作業は始まる。
どこの企業もこの日に式を執り行うため、未だに複数社からの内々定を保持していたとしても、ここでブッキングが生じるのだ。選ばざるを得ない状況になる。…
筆者:Office Breath 代表・行政書士 本多 夏帆
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平成28年7月11日第3072号10面 掲載