【介護離職ゼロ 企業がすべきこと】第5回 従業員への支援(2) 親の状況把握して 「保険証保管場所」など/小曽根 由実
2016.09.05
【労働新聞】
マネジメントを行う
前回に続き、従業員が介護に直面する「前」に知っておくべき重要な情報をもう1点挙げる。それは、親の日常生活や身体状況、介護保険証・健康保険証の保管場所等である。家族等が急に倒れ、入院することになった場合には、医療費を支払うために銀行の預金通帳や印鑑等が必要になるケースもあるだろう。とりわけ家族等と離れて暮らしている場合、これらを知らないことが多い。第2回で紹介したモデルに沿った「お役立ちツール」では、家族のことを把握する際に資するツールも用意している(表)。社内セミナー等で従業員に是非、配布いただきたい。…
筆者:みずほ情報総研㈱ シニアコンサルタント 小曽根 由実
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
平成28年9月5日第3079号10面 掲載