【基礎から分かる!!入管法改正案】第1回 2つの柱で構成 “新在留資格”を創設 介護分野での受入れ狙う/近藤 秀将
2016.10.10
【労働新聞】
偽装滞在対策強める
政府は、2015年3月6日に『出入国管理及び難民認定法(以下「入管法」)の一部を改正する法律案』(以下「本改正案」)を、国会に提出した。
本連載は、出入国管理行政手続きを専門とする筆者が、単なる法解釈論の視点だけでなく政治、経済、そして組織運営(経営)的視点から本改正案に対する解説および所感を記述していく(もっとも、未だ流動的である部分もあり、あくまで現時点で公表されている資料を前提とする)。また、現在、「移民」についての公定的定義がないことから、出入国管理政策をはじめとする外国人に関する議論においてしばしば混乱がみられる。具体的には、各論者が独自に定義した「移民」という言葉を使って論争していることから、議論自体が噛み合っていない。…
筆者:行政書士法人KIS近藤法務事務所 代表社員 近藤 秀将
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
平成28年10月10日第3083号10面 掲載