【落語家柳家小満ん ちょっと一席風流噺】第38回 晴天十日
2016.12.05
【労働新聞】
<近年は二日はだかに余計成り>
相撲の本場所が晴天十日になったのは天明元年(1781年)からで、それまでは晴天八日の興行で、春冬の年2場所制で、1場所は深川八幡、1場所は神田明神や蔵前八幡などであった。晴天十日になってからは、両国回向院を定場所とし、お相撲さんが「一年を二十日で暮らすいい男」と云われるようになったわけだが、その頃の小咄を2つ並べる。…
筆者:落語家 柳家小満ん
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平成28年12月5日第3091号7面 掲載