【送検事例・図入り】電線の近接箇所で感電防止怠る
2017.10.26
【安全スタッフ】
東京・八王子労働基準監督署は、感電防止措置を怠ったとして元請けの建設会社と同社現場代理人らを安衛法違反容疑で東京地検立川支部に書類送検した。下請けの労働者5人がコンクリートブロック積擁壁に開けた削孔部にミニアンカーを挿入するため抱え上げたところ、ミニアンカー後方部が架空電線に接触。5人が感電し、1人が死亡、1人が重傷となるなどの労働災害が発生した。(H 29・9・25)
事件の概要
事故は、東京・八王子市内の擁壁補強工事現場で発生。現場は傾斜地で地盤が緩んできたため、擁壁にアンカーボルトやセメントを入れて強化しようとしていた。…
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平成29年11月1日第2293号 掲載