【”過労死ゼロ”を実現するために】最終回 過労死等防止への理解を かけがえのない生命 一人ひとりが取り組む
2016.06.27
【労働新聞】
これまで22回にわたり過労死等防止対策推進法(以下「法」という)と過労死等の防止のための対策に関する大綱(以下「大綱」という)の概要や取組み状況などについて解説してきた。最終回の今回は、これまで解説してきたことの繰り返しにはなるが、本連載の内容をまとめてみたい。
1 あってはならない過労死
人の生命はかけがえのないものであり、どのような社会であっても、過労死等は、本来あってはならない。過労死等がなく、仕事と生活を調和させ、健康で充実して働き続けることのできる社会の実現に寄与することを目的として、大綱に基づき、過労死等の防止のための対策を推進するものである。…
筆者:厚生労働省労働基準局
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平成28年6月27日第3070号11面 掲載