【トップインタビュー】医療労務コンサルタント1万人養成 ビジネス業域を拡大 勤務環境の改善めざす/全国社会保険労務士会連合会 会長 大西 健造
2014.08.25
【労働新聞】
社会保険労務士制度が45周年を迎えた昨年、大西健造氏が会長に就任した全国社会保険労務士会連合会は、様ざまな課題に迅速に対応するための「社労士制度推進戦略室」を設置した。景気回復の兆しがみられる一方で建設分野や医療・介護分野などの人手不足がますます深刻になるなか、就任2年目を迎えた大西会長に同戦略室での取組みや今後の舵取りを聞いた。【聞き手・箱田尊文編集局長】
3号業務強化し付加価値高める
―就任1年目の取組みとして「社労士制度推進戦略室」(以下、戦略室)を昨年10月に創設されていますが、改めて戦略室の位置付けや役割をお聞かせください。
大西さん 私どもは、事業計画を立てて様ざまな取組みを展開していますが、社労士としての目標をより明確にした方が、会員の方々や国民の皆さんにも分かりやすいのではないかと思い、戦略室を創設しました。しっかりとした活動の柱を立てて、「こういうことをやる」と宣言することが大きな仕事です。戦略立案には高度な判断力が求められ、迅速に対応する必要もあるので、大学の先生など外部の専門家も含めており、事案に応じて柔軟に、専門的な知識・能力を有する方に参画していただいています。…
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平成26年8月25日第2982号3面 掲載