【トップインタビュー】「戦略室」設置し課題に迅速対応 外部から役員招へい 「開かれた連合会」めざす/全国社会保険労務士会連合会 会長 大西 健造
2013.08.26
【労働新聞】
社会保険労務士制度が今年で45周年を迎えるなか、全国社会保険労務士会連合会の新会長に、前大阪府社会保険労務士会会長の大西健造氏が就任した。個別労働関係紛争の防止・円満解決への積極的な関与や、国民の関心が高い年金記録の相談対応を通じて、国民にとっての身近さが増している同連合会の大西新会長に今後の舵取りを聞いた。【聞き手・箱田 尊文編集局長】
共通番号制など意見発信を強化
―まず、会長就任に当たっての抱負と今後の基本方針をお聞かせ下さい。
大西さん 45年目になる社会保険労務士制度を、より信頼をいただける制度にしていくことが、第一だと考えています。そのためには、激しく世の中が変化するなかで、我われ社労士に関係する問題の情報収集をしなければいけません。収集した情報を分析して、社労士会としてどう対応するのかについて戦略を立て、我われが考えていることを外部にアピールしていきたいと考えています。その実行組織として「社会保険労務士制度推進戦略室」(以下、戦略室)を作るという構想を打ち出しています。色々な方に知恵をお借りして進めていくつもりで、メンバーは外部からもお招きする予定です。…
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平成25年8月26日第2934号7面 掲載