【人工知能が拓く未来~人事労務分野への影響~】第9回 利活用の方向性 優秀人材を採用・保持 データ分析し施策実行へ/藤井 薫
2016.06.06
【労働新聞】
競争力強化をめざす
前回は、今なぜ、人事がAIに向き合わなければならないかについて、その背景を概観した。GDP(Global,Diversity,Productivity)、サービス経済化、KDD(Knowledge Discovery in Database)。今後、企業にとって不可逆的に重要度が高まる3つのキーワード。これらが、人事に“人智を超える新たな力”を要求し、結果として、人事にAIの利活用の義務と機会を突き付けていることを述べた。
人智を超える多様性対応力、人智を超える可視化力、人智を超える意味抽出力……。今回は、それら新しい力によって、人事は何ができるか?何を大切にすべきか?を見つめていこう。…
筆者:㈱リクルートキャリア リクナビNEXT編集長 藤井 薫
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平成28年6月6日第3067号13面 掲載