【人工知能が拓く未来~人事労務分野への影響~】最終回 AI発展に備える 消える”低生産”人材 労働法にも変化もたらす/髙井 伸夫

2016.06.27 【労働新聞】
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危機感=対立ではない

 18世紀以降、イギリスにおける工業革命に端を発した産業革命の進展により人間は重労働から解放された。20世紀半ばに産声を上げた人工知能(AI)は人間を単純労働からも知的労働からも解き放とうとしている。AIが人間を超えつつあるからといってその開発・研究を禁止することはできない。人類70億人の中にはAIに共感する人、AIによって利益を受けようとする人もいる。禁止したところでそれに全員が服するわけでもない。人間はAIと協調し共存することを考えねばなるまい。

 AIとの協調への第一歩はAIへの危機感を持つことだ。気付いたときには自分の仕事がないという事態が容易に起こり得る。しかし「危機感を持つこと」=「対立」ではない。…

筆者:髙井・岡芹法律事務所 弁護士 髙井 伸夫

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平成28年6月27日第3070号13面 掲載
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