【今週の注目資料】平成27年度「大学等卒業予定者の就職内定状況調査」(平成28年1月発表)

2016.02.08 【労働新聞】
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内定率の改善が続く

 厚生労働省は、平成27年12月1日時点の大学等卒業予定者の就職内定状況を取りまとめた。

 調査は、大学62校、短期大学20校、高等専門学校10校に実施。人数は、大学、短大、高専合わせて5690人になる。

 大学卒業予定者の就職内定率は、80.4%(前年同期比0.1ポイント増)だった。過去の同期と比べると、17年3月卒以降では、20年3月の81.6%、21年3月の80.5%に次いで3番目に高い水準となっている。23年3月卒の68.8%を底に、毎年改善が続く結果となった。男女別にみると、男子が79.0%(同0.1ポイント増)、女子が82.0%(同0.1ポイント増)だった。

 また、短期大学(女子学生のみ)は68.0%(同7.1ポイント増)、高専は96.4%(同0.5ポイント減)となっている。

 厚労省では、文部科学省や経済産業省と連携して「未内定就活生への集中支援2016」を実施し、ハローワークと大学の連携を強化したり、ハローワークで臨床心理士による心理的ケアを行っている。

平成27年度「大学等卒業予定者の就職内定状況調査」

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平成28年2月8日第3052号10面 掲載
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