【今週の注目資料】「女性・イクメン活躍検討チーム」の活動方針が決まりました(平成28年10月発表)
2016.11.14
【労働新聞】
生の声に基づき提言
女性活躍推進を目的とした厚生労働省の「女性・イクメン活躍検討チーム(愛称:厚生労働省ジョカツ部)」の活動方針が決定した。就職活動中の大学生などにヒアリングを行い、生の声を吸い上げ提言を作成していく意向だ。
ジョカツ部は、厚労省内の20歳代半ば~30歳代前半の若手職員からなる政策検討チーム。どの部署にも属さない厚労大臣直轄の特命チームで、今年10月19日に発足した。
今後、若手のみで構成というフットワークの軽さを活かし、就活中の大学生や子育て中の人などを訪問して生の声を聞いていく。意見交換をしながら課題を抽出し、理想を描き出して提言を作成するとした。企業の人事担当者や女性・イクメン活躍推進に取り組む団体などからもヒアリングを行う。
その検討過程はFacebookなどのSNSを通じて広報し、可視化する。同時に意見も募集していく。
地方自治体や企業に訪問し、同趣旨のチーム設置も要請していく考えである。
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平成28年11月14日第3088号10面 掲載