【イラストで学ぶリスクアセスメント】第159回 ブランコ作業中の災害

2017.11.27 【安全スタッフ】
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 ロープ高所作業は、(1)垂直にロープをつるしてブランコに座った状態で行う作業(以下、「ブランコ作業」という)と、(2)こう配が40度以上の斜面上方からロープをつるして行う作業(以下、「傾斜面作業」)に大別される。ともに作業者が「ひとりで垂直の壁面・急傾斜で行う」ものです。「ブランコ作業」は、市街地の中・低層ビルの窓拭き作業で使用され、墜落すると作業者が通行者に激突、また清掃用具などが落下し通行者に激突する危険性もあります。安全帯は「垂直面(壁面)用」を着用。「傾斜面作業」は、公道の法面などの傾斜面で、法面補強工事などで使用され、作業者1人だけが落ちての被災が多く、安全帯は「傾斜面用」を着用(図-1)。…

執筆:中野労働安全コンサルタント事務所 所長 中災防安全衛生エキスパート 中野 洋一

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平成29年12月1日第2295号 掲載
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