【人事労務50年の裏表―わが山河は美しかったか―】現金の力を活かし円満解雇/梅本 迪夫
2017.11.21
【労働新聞】
解雇の金銭解決が論じられて久しい。今号では、参考になる事例を紹介したい。
まずは労働審判での事例。筆者が東京地裁の労働審判員に任命されたのは、同制度発足後2期目の2008年4月である。以降、定年まで2期4年務めた。毎月1、2件の審議案件があったなかで、不当解雇撤回、不払い残業請求が最も多かった。不払い残業も、退職後に不当解雇の撤回請求と併せて申し立てられるのが実態であった。…
筆者:梅本人事総合コンサルティング 代表 梅本 迪夫
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平成29年11月20日第3137号7面 掲載