【“制約社員”の活躍レシピ!!】第19回 外国人という制約社員(下)/木谷 宏
2017.11.21
【労働新聞】
「全世界共通」と「現地適応」――国際経営の上で不可欠な視点が外国人の管理にも当てはまるとした前回に続き、育成をめざすグローバル人材が新しいタイプの人材ではないことを筆者は教える。自社のビジネスに必要な人材という意味でこれまでと何も変わらず、日本企業に今必要なのは、国籍を問わないダイバーシティ・マネジメントだと強調する。
ニュータイプに非ず ビジネス上必要な人材
特別な人材とみなす過ち
1 グローバルブームから二極化へ
前回紹介した筆者による調査では、企業が直面する重要課題として「グローバル人材の登用・育成」は2009年に9位、10年に4位、そして11年には2位へと急浮上した。そして1位が予想されたにもかかわらず、翌12年はなぜか6位に後退した。…
筆者:県立広島大学 経営専門職大学院 教授 木谷 宏
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平成29年11月20日第3137号11面 掲載