【想いはせれば】第72回 師走の安全衛生
2017.12.11
【安全スタッフ】
▶普段は落ち着いて貫禄がある寺子屋の先生や長唄や踊りのお師匠さんたちも、年が迫ってくると何かと忙しく走り出すので、年末のことを「師走」というそうです。商人は、掛売りでたまった売り掛けの半分や1年分の「掛け取り」に走り回り、長屋の住人らは掛け取りから逃げるのに忙しかったようです。
また、年末には餅をつかなければ長屋の中で恥をかくので、「ぺったん、ぺったん」と女房の尻をまくって叩いて餅つきを装ったという落語があります。現代の「掛け取り」は、各種のカードの引き落としを金融機関が行っているので、ボーナスなどでチャージするのが忙しくなります。…
執筆:セフテイレビュー 代表 末松 清志
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平成29年12月15日第2296号 掲載